選択肢を広めるために「会社員」はやめろ
前回も書いたと思うが、生きていくうえで集中してほしい部分は、「選択肢を増やす」こと。人は、選択肢が多いほど人生は豊かになる。これは間違いはないこと。
例えば、僕は大学生の時に、将来やりたいことをノートに書いていた。その中に、「英語でYoutuberになる」ということだった。当時は、英語が全くしゃべれなかったのでそれはできないことだった。だから、当時は市場が日本だけにあった。
だけど、今となっては英語がペラペラに話せるようになったので、英語を使ってYoutuberになることもできる。これは、「選択肢が増えた」といえる。
これによって、市場が日本から海外に拡大するのだから、いろんな人に知ってもらえるし、ファンになってもらうこともできるようになる。世界共通語の英語でYoutubeを始めることによって、そうやって世界中の人とつながることができる。結果的に、自分の視野が広がるし、そこから新しい出会いもあって、さらにそのYoutubeをポートフォリオとして使うこともできるんだから、質の良い人と出会いやすくもなる。
なぜなら、現代の「面接」は、インスタグラムやYoutubeなどのフォロワー数なんだから。
もしかしたら、そこでチャンスがあって海外のプロジェクトに参加することができるかもしれない。
そうやって、選択肢が広がっていく。
だから、選択肢が広がると、結果的に人生が豊かになる。
さて、会社員はどうだろうか。
会社員として働くということは、そこの1つの小さな環境で仕事をこなす。もちろん、会社の力を使って、さまざまな経験をさせてくれる。これは、お金を払ってでもしたい経験だったりするし、僕は今会社員として働いているけれど、給与以上に、すばらしいいろんな経験をさせてもらっている。幸せでしかないと思う。上司もとっても素敵な人で、心も広く、嫌な人が誰ひとりいない環境。みんな悪口を言わない、支え合って会社を良くしている。
そんな会社は、僕は大好きだ。
だけど、やっぱり「選択肢」が広がるとは言えない。なぜなら、決まった時間に会議に参加しなければいけない、その時点で時差が8時間あるヨーロッパは難しい。
そして、人。会社の中の人と基本的には関わるのだから、そこから広がることはない。
そして、時間。8時間という時間を拘束されるので、スペックが高い人材はお金を稼ぐという面において、超効率が悪い。
だから、会社員は「選択肢は広がっていかない場所」であると僕は思う。
だから、「正社員」として働くことは良いことだとは思わない。契約形態をフリーランスなどにしてもらえれば、なんて良いことだろう。
もちろん、そこにはリスクはあるし、いつでも切られるというリスクもある。
だけど、それはいいじゃないか。刺激があるからこそ、自分を追い込むことができて、常にパワー100%で生きていられる。会社員になると、どうしても守られているのでそこに甘えがあって、脳をフル回転させていない人が多いように感じる。そうなると、感覚が鈍くなってしまうから成長しない。
もし、切られたときはプランBを実行すればいい。
もちろん、そうなってしまった時のためにプランBをあらかじめ予測して作っておくことが大事だ。つまりお金の流入元をたくさん作っておくこと。
結論、選択肢を広げれば、人生は豊かになる。正社員でいることは、選択肢を広げることはできないので、やめるべきだ。